教養育成科目「酒―一杯の酒から覗く学問の世界」で、今年も酒蔵見学実習を実施!

2018年2月2日

 

 「酒―一杯の酒から覗く学問の世界」は、酒を詠んだ漢詩、アメリカの小説や映画に描かれた酒と人の情景、出雲杜氏、日本近世史における酒、酒と法律、酒税の問題、医学からみた飲酒、醸造科学、酒造会社の経営と酒造りの心など、多様な学問分野からのアプローチで「酒」を学び、その学びを酒蔵見学実習で深める授業です。

 今年も米田酒造(清酒「豊の秋」醸造元)、李白酒造(清酒「李白」醸造元)のご協力のもと、1月12日と26日に授業の総まとめとして、酒蔵見学実習を実施することができました。

 両日とも新酒の仕込みには理想的な寒い雪の日。現場はもっともお忙しい時期でしたが、精米・洗米から最後の絞りまでの全工程を、普段は一般公開されない箇所まで丁寧にご案内・解説いただきました。

 受講生は、杜氏や蔵人の皆様の日々のご苦労を垣間見、同時に酒造りにかける心意気を感じ取ることができました。最後は各酒蔵自慢のお酒の試飲で、日本の食文化を代表する酒の世界の奥深さ、豊かさを実感させてもらえました。凍てつく日でしたが、全参加者の顔は満足感で輝いていました。

 本授業は、多くの酒蔵が立地する松江市内の総合大学ならではの、島根大学の特色ある授業です。

            

(左)立派な梁の歴史ある酒蔵。上濱杜氏から洗米・蒸米工程をご説明いただきました〔米田酒造〕
(右)麹室(こうじむろ)は温度30度、湿度5060%に保たれ、更に微妙に調節されます〔米田酒造〕

 

    
(左)藤井常務に杜氏制度について聞きました。扁額は松江出身の元首相・若槻礼次郎の書〔李白酒造〕
(右)仕込み中のタンクの上まで上げてもらいました。酒が文字通り「活きて」います〔李白酒造〕

 

  

  

  

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