キャリアプランニング第2回 開催しました!

2018年4月19日

 

 418日、教養2号館604教室にて法文学部2年生向け専門科目「キャリアプランニング」第二回が開催されました。
 今回は、法文学部言語文化学科の田中一馬准教授をお招きして「働くというのはどういうことなのか?」というテーマでご講義いただきました。哲学をご専門とする田中先生は、まず「働く」・「仕事」という概念が、古代ギリシャの時代には“尊い仕事”・“技術を用いた仕事”・“単純労働”と序列化されていたこと、キリスト教では「仕事」は伝統的に“神から与えられた罰”・“義務”とされてきたこと、さらにプロテスタンティズムが金を稼ぎ続けることを“義務”として肯定する考え方を引き起こしたことをご紹介されました。そして18世紀に至って、ものごとの価値の源はそれを生み出す際に費やされた、あるいは節約することのできた労働量に等しい、とするアダム・スミスの「労働価値説」が誕生し、人間の諸活動が「労働化」する現代の考え方に至る、とお話し頂きました。現代の「労働」が生み出したものによって価値を測られる状況についてもその功罪を論じられ、「働くこと」について私たちが一度立ち止まって考えを巡らせる非常によい機会となりました。

  

  

 

 

   

 

 

  

  

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