石川 健

石川 健(イシカワ ツヨシ) ISHIKAWA Tsuyoshi

  • 教授
  • 法経学科
  • 大学院 法経専攻 地域経済コース

主な研究テーマ

ロシア経済、経済統計、理論経済学
 失業の根絶を目指し理想社会を築こうとした社会主義ソ連は、結果として貧しく非効率で技術進歩も進まず、そこでは国家による個人の自由の制限と抑圧が横行し人格の劣化が進行しました。ついにソ連は1991年に約70年の歴史をもって自滅しました。人類史上最大規模の経済実験が失敗した後を引き継いだロシアで市場経済が組み立てられていく様子を、建設現場を眺める気分で研究しています。
 また、高い理想を掲げた社会主義が上手くいかないリクツを知ることは、同時に、理想は語らない代わりに個人の自由に多くを委ねる社会(資本主義)の方がずっと上手く行くリクツを深く知ることになると考えて研究を進めています。これはロシアを理解するということを超えて、理論経済学的な意義があることと考えています。

担当講義

ミクロ経済学、マクロ経済学、経済システム論Ⅰ、経済システム論Ⅱ、その他演習
 例えば、今話題のアベノミクスで、物価目標を定めて金融緩和を行うことがなぜ景気回復につながると考えられるのか、ということはマクロ経済学を知らないと分りません。

 

受験生へのメッセージ

 (1)高校時代に学ぶ知識に無駄なものはありません。苦手科目でも投げないで、多様な知識をしっかり仕込んでおくことが皆さんの可能性を大きく広げます。何が有用かは、それが必要になったときにしか分りません。今は選り好みせず、貪欲に吸収するよう努めてください。
 (2)地方大学では判で押したように「地域」ということが言われますが、私は「世界だ!」と強調しておきます。世界経済の大きな影響を受けて地域が翻弄される以上、地域をなんとかするにも世界を知ることが欠かせません。大学時代は知的世界を爆発的に拡張するときです。経済に関心がある人は世界全体を知ることに狙いを定めるのが正解です。そもそも若者には、日本など捨てて広い世界での活躍を目指すくらいの気概を持ってもらいたいものです。

 
 

自己紹介

 趣味:音楽、映画、園芸、料理(特に食べる方)、海・山での遊び。
 仕事柄ロシア、特にモスクワに行くことが多いのですが、寒いところが苦手で、南太平洋のリゾート地で休暇を過ごすのが夢です。

 

連絡先

詳細な研究者情報は島根大学教員情報検索システムのページへ