片岡 佳美

片岡 佳美(カタオカ ヨシミ) KATAOKA Yoshimi

  • 教授
  • 社会文化学科 現代社会コース
  • 大学院 言語・社会文化専攻 社会文化コース

主な研究テーマ

 家族社会学。現代社会における家族について、社会学的な視点から調査研究を行なっています。家族は今日、義務というよりは個人の選択によるライフスタイルとして語られる傾向がありますが、そのことが人びとにとってどんな意味を持っているのか、そのことがもたらす課題とは何か。そんなことを研究しています。

担当講義

社会学研究D(家族社会学)、基礎社会学II、社会学概論I・II、社会学応用研究B、社会学講読、社会学実習

 

受験生へのメッセージ

 悩みや問題にぶつかったら、そこから距離を大きく取って眺め直してみよう。もしかすると悩んでいることが滑稽に思えたり、あるいはそれが私だけでなくこの社会にいる人たち全員に関係する問題であると気づいたりするかもしれません。問題の解決策まで示すことができたらすごいけど、自分の出来事を社会全体に位置づけることで、自分がこの社会に「生きている」ということをあらためて強く認識するということの意義は大きいです。社会学を通して、そんな体験をしてみませんか。

 
 

自己紹介

 社会学研究室の片岡と申します。専門は家族社会学で、今日、人びとにとって家族とは何か、人びとはどのような家族をどのように実践しているのかといったことに関心があります。近年はとくに地方(離島や山間地域など)で暮らす人びとの家族実践について調査研究しています。地方ならではの家族実践というものがあるのなら、それはどのようなものなのか。なぜ、そのような家族実践が生じるのか。そうしたことを明らかにすることを通して、都会の論理が中心になりがちな社会に新しい提言ができればと思っています。

 

連絡先

詳細な研究者情報は島根大学教員情報検索システムのページへ