学部長便り2013年6月号

学部長便り2013年6月号

2013年6月5日

「麒麟獅子マラソン」参戦記

 

  先月末の土曜日、山陰本線をガタゴトと兵庫県浜坂(現在は新温泉町)まで行ってまいりました。日曜開催の「麒麟獅子マラソン大会」に出場するためです。浜坂は兵庫県北東の海辺の町で鳥取から電車で30分ほどの所に位置します。私は知らなかったのですが、「麒麟獅子」とは因幡国に古くから伝わる郷土芸能で、獅子舞の獅子頭が「獅子」ではなく「麒麟」になっているのです。通常の「獅子」を面長にしたのが「麒麟」の頭と言えば想像できるでしょうか。鳥取市に一泊したのですが、市内のいたる所で「麒麟獅子」を見かけました。郷土の名物になっているようです。

  「麒麟獅子マラソン」は今年で26回を迎える由緒あるハーフマラソン大会で、浜坂の町民あげての一大イベントになっているようです。この時期のマラソン大会は全国でも珍しく、関西地方から多くのランナーが参加します。神戸からはマラソン直通バスも運行されており、当日は関西弁を話す人達であふれかえっていました。私は初参加なので事前に調べたのですが、どの情報にも、初夏のマラソンで暑さとの戦いであるという事が記されていました。私は3月から、半袖半パンツで走っており、すでに充分日焼けして黒々としているので、暑さは大丈夫かなとタカをくくっておりましたが、これが大きな間違いのもとでした。

  大会当日は見事な晴天で、陽差しも相当強烈です。10時半にスタート地点に並んでいると「現在気温が30度に達しています、各自給水を充分にとってください。無理をせずゆっくり走ってください」という放送がありました。気温が30度をこえると走るのは相当大変なのです。実際走ってみたところやはり暑かったです。途中で倒れるランナーが何人かおりました。全ての給水ポイントで水を飲むだけでなく水を頭からかぶりもしましたが、ペースがまったくあがらず、何とか完走したものの過去最低のタイムになってしまいました。私は、暑さ対策のため生まれて初めてタンクトップで走ったのですが、これがかえっていけなかったようです。初めて肩をむき出しにして走ったので、そこが集中的に日焼けしてしまいました。家に帰って眺めたら両肩が真っ赤でヒリヒリします。翌日から皮もむけ始めました。

  ただ大会は、沿道の声援も多く、小さな町ならではのアットホームなよい大会でした。集合場所が小学校の運動場なので、子どもたちもいっぱいおります。いろいろな屋台も出てお祭りさわぎです。嬉しかったのは、沿道の家々の皆さんが庭からホースを引いてきて即席シャワーで水をまいてくださったことです。走っていると道端で、おじさんや中学生がホースで撒水しています。「お願いします」と言って水しぶきの下を通過します。このおかげで完走できました。参加賞は、麒麟獅子Tシャツとおむすび2個とお好みの海産物。私は干しカレイのセットをお土産にしました。イワシ団子のお味噌汁も飲み放題、走り終わった後は、屋台をまわって食べまくりました。暑さ対策を万全にして来年リベンジします。

 

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