法経学科の紹介

新しい時代、新しい法学・経済学

法経学部イメージ写真 法経学科では、法学と経済学の両面から、変化する現代社会について学びます。私たちが暮らす地域社会は急速なグローバル化の進展とともに、多くの課題を抱えています。少子高齢化と人口減少、エネルギーと環境、地方分権と地域の自立、地域再生と産業振興など、解決すべき問題が山積しています。また、市民生活という点でも、格差の拡大、非正規雇用の拡大、子育て環境の整備や医療・介護・福祉のあり方など、基本的人権にかかわる問題がますます重要性を高めています。
 法経学科は、これらの課題解決に必要とされる法学・経済学の基本的な知識と応用力を身につけ、分析能力・政策立案能力や問題処理能力を養います。

科目概要

入学定員法学系経済学系
80名 社会法、民法、日本法制史、政治学、行政学、行政法、商法、刑事法、税財政法、憲法など 地域産業論、金融論、情報経済論、経済理論、福祉経済論、経済政策論、国際経済論、財政学など

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教育の特色

- 3つのコース -

法経学科には3つのコース(「法学コース」「経済学コース」「司法特別コース」)があり、3年次に希望するコースを自由に選ぶことができます。1・2年次はコースに関わらず、法学と経済学の基礎を万遍なく学び、3年次以降、「法学コース」の学生は法学を、「経済学コース」の学生は経済学を中心に学びます。また「司法特別コース」は、法科大学院(ロースクール)への進学や法律専門職を目指す学生のために設けられています。 

 

- 4年間を通じた小集団教育(演習)の流れ -

 大学での講義は、どうしても教員から学生への一方的な授業となりやすいものです。しかしながら、授業を豊かで実りあるものとするには、教員と学生との双方向での授業が不可欠です。そこで、法経学科では、1年次から4年次まで、毎年小集団の演習科目を履修することにより、学生の学びの質を高めるよう努めています。

入門演習(1年次)

 法経学科1年生は、全員、10数名ほどの「入門演習」に所属し、教員と一緒に基礎的な研究方法を学びます。本の読み方から始まり、レジュメ(報告資料)の書き方、議論の仕方、図書館での文献収集や新聞記事検索の仕方などを学びます。また、座学にとどまらず、松江地方裁判所や日本銀行松江支店の見学、市役所若手職員によるプレゼンを聞いた後の討論など、現場を見て・聞いて・調べて経験知を高めていきます。こうして初年度の間に、法律学と経済学のイロハを身につけていきます。

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基礎演習(2年次)

 法経学科の最も大きな特徴の一つが基礎演習です。この科目は、法律系と経済系の教員が二人一組となって共通テーマについて学生と議論するというものです。社会現象を法律面と経済面の両方から捉えることによって、多様なものの見方とその方法論的特徴を身につけることを目的としています。また基礎演習は、学生自身による判例研究、調査や資料収集に基づき行われるため、プレゼンテーションとディスカッション能力の向上が図られます。

2013年度基礎演習テーマ一覧

環境保全の法と経済 グローバル化社会の法と経済
コミュニティービジネスを考える 公共セクターの法と経済
情報化社会の法と経済 法と経済制度の歴史的視点
地域経済と政策 貧困をめぐる経済と法律

 

専門演習Ⅰ(3年次)

 個別の教員のもとでより専門的な研究を進め、卒業研究を作成するのが専門演習です。 大学教員は、それぞれの専門分野において深い造詣を持つ研究者であり、専門演習はその専門性により近づいた研究ができる場です。その意味で、専門演習ⅠとⅡは2年間を通じた演習科目であり、もっとも大学生らしい学業に没頭できる時間です。法経学科では、各自がテーマを見つけ、それについて調査・研究し、その成果をまとめ、発表するという作業を通じて、問題の発見・分析・解決(政策立案)能力を養います。また、ゼミ相互の連携を深め、視野を広げるために、夏季休暇などを利用したゼミ合同フィールドワークを行い、その成果を他大学との研究交流会(ゼミナール大会)で発表しています。

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専門演習Ⅱ(4年次)

 大学4年間の集大成である、卒業研究を作成するのが専門演習Ⅱです。卒業研究は、一人ひとりテーマが異なるため、正規の授業時間はもとより、それ以外の時間にも指導教員のもとを訪ね、個別の指導を仰ぎます。そして、ゼミの仲間の前での報告会や他のゼミや後輩たちの前での卒業研究報告会を通じて、自らの研究成果を公表します。苦しさを乗り越え達成感を抱きながら社会に出ていく準備を整えます。

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