学部長だより2017年7月号 台風と休講

公開日 2017年07月10日

 

  はじめに,お詫びと訂正です。前回,大学におけるシンボルの話をした中で,島根大学の正門から北に延びるメイン道路の両側に連なる木を「イチョウ」と書きましたが,正しくは「ユリノキ」でした。以前法文学部の先生をされていた方からご指摘を受けました。お詫びして,訂正させて頂きます。

 さて,今日は7月4日です。アメリカ合衆国の独立記念日ですが,それはさておいて,ただいま台風3号が列島を横断中です。予想された進路の南寄りを通過しているので,山陰地方は雨模様ではあるものの,風は弱い状態です。九州や四国など台風が直撃する地方では大変の状況と思いますが,被害がないことを祈っています。

 このように台風の接近,通過が予想されるときには,前日に大学からの一斉メールが流されます。「翌日の午前7時に松江市に暴風警報(冬季は暴風雪警報)や特別警報が発表されている場合は休講です」という内容です。小中高校では市や町の教育委員会が決定しますが,大学では上記の規則の下に各自が気象庁や気象台のホームページ情報を確認して行動することになっています。

 この基準を決めるとき,大雨や大雪警報も含むのか,判断時刻を午前7時とすることは妥当かといった議論がありました。例えば,午前6時50分に出ていた警報が7時に解除になった場合,授業が行われることになりますが,電車やバスで遠方から通学している場合,午前7時に自宅を出たのでは遅刻してしまう人もいます。そのような人からすると,判断時刻を午前6時にすることがベターなのでしょうが,午前6時の警報がその後解除になり,午前中から台風一過の秋晴れといったことも多々ありますので,早めの判断も問題を生じさせます。

 といったことで,今の基準になっていますが,台風の強さやコース,これに伴う警報の発令・解除時刻は毎回異なっていますから,悩ましい基準であることに変わりはありません。また,休講になれば補講をしなければなりませんので,それもまた頭を悩ますことになります。いずれにしても,台風が来ないことがベストです。あっ,台風が来ないと水不足になりますねぇ。ウーム,ますます悩ましい。

 

 

 

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