キャリアプランニング第2回 開講しました!

公開日 2019年04月19日

 417日、教養2号館604教室にて法文学部2年生向け専門科目「キャリアプランニング」第2回が開催されました。
 今回は、法文学部言語文化学科の田中一馬准教授をお招きして「働くというのはどういうことなのか?」というテーマでご講義いただきました。哲学をご専門とする田中先生は、古代ギリシアの仕事観(ヘシオドス、古典期)、近代の仕事観(プロテスタンティズム、労働価値説など)と順を追って、その特徴を紹介されました。これらの仕事観が私たちの仕事観とどこかが違っていることに学生たちは気付かされました。そして、その違いに触れることによって、ふだんは気に留めないでいる「私たちの仕事観」がどのようなものであるかが見えてくると述べられました。
 これから進路を決定しようとする学生たちにとって、「働くこと」について考える機会となりました。

・今まで「仕事」と言えば、単純にお金を稼ぐことだと思っていましたが、こんなに歴史深いなんてとても驚きました。
・いつも何で人は働かなくてはいけないんだと考えて、めんどくさいと思っていたけれど今日の授業でなんとなくではあったけれどなぜ働くのか分かったような気がします。
・今現在とは違う労働に関する価値観について知ることができました。今後、自分の中での労働の価値観がまた変わってくるのではないかなと思いました。

 

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