現代社会コースの紹介<社会文化学科>

イメージ写真人間の行動や活動、家族や地域等の身近な社会からグローバルな社会、私たちの生活環境、そして民俗や伝統、文化についての問題を、社会学・地理学・文化人類学の立場から考えを説明する力を身につけることを目指します。どの学問分野を主軸として学ぶにせよ、講義を聞いたり専門書を講読したりすることに加え、実験や観察、社会調査やフィールドワーク等の実習を通して、データ収集と分析方法を実践的に習得することができます。

授業紹介

授業紹介:文化人類学実習

文化人類学専攻の3年次の授業で、研究テーマや調査地の選択、事前準備などは、すべて自分たちで行います。ここ数年の実習先は島根県のほか、山形県、岩手県、香川県などです。秋以降、採取したデータを分析し、論文を執筆します。求められるレベルは高いですが、それでも苦心して書き上げた論文が「実習報告論文集」として刊行されると、達成感もひとしおです。こうして身につけた技術が翌年の「卒業論文」に活かされることになります。

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福井 栄二郎

専門分野: 社会人類学
研究テーマ: オセアニア地域における観光、ケア、歴史

履修する科目のより詳しい内容は、履修科目一覧へ

研究室の紹介

現代社会コースには、以下の3つの研究室があります。より詳しい内容は、各研究室のホームページがありますので各コースの「詳しく見る」をクリックしてご覧ください。

 

社会学研究室

  社会学を専門的に学ぶ授業は二回生から始まります。二回生時に英語の専門書を読み解いたり社会学の歴史、社会調査の方法のほか、統計処理について勉強します。

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地理学研究室

  法文学部地理学研究室では,地理学の基本理念を堅持しながら研究・教育を行う一方で、社会的要請に応えていくなど,地域に即した研究室のスタイルを持っています。

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文化人類学研究室

 世界の諸民族の文化・社会を比較し、そこから人間の多様性や普遍性を探求する研究する学問。従来「未開社会」と呼ばれていた諸民族の、伝統的文化全般(経済・政治・儀礼・親族・宗教・神話伝説etc.)を記述し、解釈するものです。

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H28年度以前の入学者向け情報

心理学研究室

 H28年度以前入学者向けです。H29年度以降入学者・入学希望の方は人間科学部のHPをご覧ください。

https://www.hmn.shimane-u.ac.jp/

 心理学では文字通り、心の理を探求します。心とは単に精神活動だけはなく、そのあらわれとしての言葉や行動、規則、制度や文化も含みます。特に私たち人は、よくみればみるほど、様々な法則(理)にのっとって日々暮らしていることがわかります(とことんでたらめに暮らすのは実はとてもむずかしいことです)。その法則の理解は、そのまま私たち人の理解になります。

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