５月8日、教養2号館604教室にて法文学部2年生向け専門科目「キャリアプランニング」第４回が開催されました。今回は、大学教育センターの岩瀬峰代先生をお招きして「自分の物語－想像力を大切にする」というテーマでご講義いただきました。
　岩瀬先生は、自分はどんな人間で、何を求めてどのように働き生きていくか、という問いについて考える手助けとして、自分の物語を作ってみようとご提案されました。
　学生は物語の母型「英雄伝説：ヒーロージャーニー」を用いて自分をヒーローにするワークシートを作成しました。そのあとは、グループワークに移行し、各自が自分の物語を発表しました。この作業を通じて、これまでの自分を振り返り、これからどのように生きていこうとしているのかを考えるきっかけを得ました。キャリアプランニング第1回から第3回の授業とは違う視点からの自己分析となりました。

〔学生の感想〕
・今まで自分のキャリアについて、「分離・旅立ち」→「通過儀礼」→「帰還」というサイクルに沿って考えたことがありませんでしたが、この流れに沿って物語を考えていくうちに、自分のキャリアを俯瞰して考えることの重要性がわかりました。
・これからの大学生活で自分が経験したことのないことをやっていこうと思った。物語ということで、現実ではやりそうにないことを作ったので、こういうことを現実でもやることができれば良いなあと感じた。
・想像力を働かすことが自分のキャリアを設計する上で大切だということを実感しました。