東京証券取引所による講義が行われました!

公開日 2019年07月02日

 島根大学で開講されている教養科目「企業と法」(担当:嘉村雄司、日時:毎週水曜8301010)では、「金融に関する法」をテーマとして講義を行っています。とりわけ「実務と理論の双方の観点」から金融に関する法を説明していくことを目指しており、実際に実務でご活躍されている方をお招きして、講義を行っていただいています。

 今回(2019626日。14:5516:35に時間変更)は、株式会社東京証券取引所・金融リテラシーサポート部より森元憲介氏にお越しいただき、「株式と株式市場―証券の基礎知識―」というタイトルで講義を行っていただきました。東京証券取引所は、現在、大阪取引所とともに株式会社日本取引所グループの傘下にある日本最大の金融商品取引所です。事業概要としては、有価証券の売買を行うための市場施設の提供、相場の公表、および、有価証券売買の公正の確保などを主としており、そのご活動の一環として、金融経済教育支援に係る講師派遣を行っておられます。

 講義では、「証券取引所の歴史」「株式取引の基礎」「株主の権利」「株式のリスク」等について資本市場の現場から幅広い視点でのお話を頂きました。島根の小中高で金融経済教育や起業体験プログラムなどの展開を行っている森元様の活動内容や、現在、資本市場で実際に起きている具体的な事例などを挙げながら、その背景について実務家の視点からわかりやすくお話を進めていただけました。当日出席していた70名の学生にとって、とても有意義な時間であったと思います。

 このような機会を提供してくださった東京証券取引所・金融リテラシーサポート部の森元様に心より感謝を申し上げます。

 

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