2019年度 夢実現進学チャレンジセミナーを開催しました

公開日 2020年03月23日

令和元年12月26日(木)に島根大学法文学部・山陰法実務教育研究センターにおいて,島根県教育委員会主催の「令和元年度学力育成推進事業『夢実現進学チャレンジセミナー』」のプログラムの一つとして,「法教育プログラム」が行われました。

 

このプログラムは,自己の進路についての考えや法制度への理解を深め, 社会問題に主体的に関わる姿勢を育成することを目的としており,大学進学を希望する県内の高校1年生15名が受講しました

 

当日,参加者の高校生は,法廷教室で島根県弁護士会所属の弁護士より刑事手続に関する説明を受けた後,裁判員役や弁護士役,検察官役などに分かれ,強盗致傷事件に関する刑事模擬裁判を体験しました。

その後,法文学部の教員3名と山陰法実務教育研究センターの教員2名,島根県弁護士会所属の弁護士5名がサポート役となり,4つの班に分かれて判決について評議を行いました。

 

裁判の中で示された証拠等を基に,各班とも熱心に議論し最後に各班の結論を発表しました。有罪とする班,無罪あるいは有罪とは言い切れないとする班,時間内には結論が出なかった班と分かれましたが,いずれもその結論に至った理由や話し合いの経緯について丁寧にまとめた発表が行われました。

 

参加した高校生からは,「色々な視点に立ち,多面的,多角的に物事を捉えることによって,新しい側面が見えてくることを知った」という声が聞かれ,大学での法学分野の勉強に興味を持った様子が見られました。

 

        

               模擬裁判の様子

        

                講評の様子 

 

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