公務員志望者向けスタートアップセミナーを開催しました

公開日 2020年12月15日

 いま公務員として活躍している法文学部卒業の先輩方から、公務員としてのシゴトの実際や、学生のうちにやっておくべきことなど多彩なお話しを聞く『公務員志望者向けスタートアップセミナー』を開催しました。

 今回のゲストスピーカーは、渡邊恵理さん(R2年言語文化学科卒・島根県出雲児童相談所)、豊島佳治さん(H30年社会文化学科卒・島根大学医学部学務課)、宇治田彩子さん(H26年法経学科卒・西部高等技術校)のお三方です。

 例年6月に開催している本講座ですが、コロナウイルスの影響で11月16日から30日にかけてオンデマンドでの実施となり114名が受講しました。

 講師のお三方からは、現在どのようなお仕事をされているのか、公務員を目指した理由や試験勉強のポイントなどについてそれぞれのエピソードを交えて興味深く役立つお話をしていただきました。例年とは異なり対面での質疑応答ができないため、受講後に学生の皆さんから感想・質問をネット上で受け付けました。後日、講師の方々にはそれに対する懇切丁寧なご回答をいただき、在学生の皆さんにとってはこれからの試験勉強だけでなく大学生活の過ごし方についても考える良い機会になりました。

 最後に、お忙しいなか講師を引き受けて頂いたゲストスピーカーの方々にお礼申し上げます。

 

〔受講した学生の感想〕

・公務員になるための過程について、丁寧に説明してくださっていて、分かりやすかったです。また、それぞれが公務員を目指されたきっかけなども話されていて、色々な考えで公務員になられたんだと感じました。異動や福利厚生、休暇などは特に気になることだったので、説明を聞くことが出来て良かったです。

・将来自分に合った仕事に就くためには、まずは自己理解が重要であると思いました。また、ボランティアやインターンシップ、部活動等様々な経験を積んでおくことも重要であると思いました。公務員の仕事内容や試験についてはあまり知らなかったので、今回の講座を通してそれらについて知ることが出来て良かったです。

・公務員になるためには筆記や面接の対策の勉強はもちろん、スケジュールの管理も大切なことが分かった。また、大学生活の中で、経験できることはとことん吸収していくことで、志望動機や自分のやりたいことを見つけるきっかけになるかもしれないとも思った。事前の業界研究をきちんとすることで就職後も楽しく働くことが出来ることが分かったので、今からでも少しでも興味のある分野を調べてみようと思った。

・公務員にも様々な働き方が存在し、一人ひとりが自分の理念や目標をもって地域に携わっていることが分かりました。地域に貢献するために自分ができることを考え、明確な意思をもって公務員として働くことが重要だと感じました。

・3人の講師の方々のお話を聞いて、公務員の仕事内容や、公務員勉強の仕方、やっておくとよいことなどがイメージ出来ました。特に、皆さんが共通して、様々な経験を大学時代に積んでおくことが大切と言っておられたことが印象に残っています。

・学部の先輩のお話を聞くことはとても参考になった。公務員とひとくくりに言っても、実際の仕事内容は広範であることを改めて感じ、自分がどこで公務員になって何をしたいのかをしっかり考える必要があると思った。講師の方が共通して「様々な経験をすることが大事」と仰っていたのが印象に残り、今はコロナ禍で行動できることは限られてくるが、だからこそ自分なりに工夫してできるところから積み上げていきたいと感じた。 

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