人文社会科学研究科の研究生が2020年度社会情報学会(SSI)学会大会で研究発表優秀賞を受賞しました

公開日 2020年12月22日

 2020 9 5日(土),6日(日)に同志社大学で開催された社会情報学会(SSI)学会大会(オンライン開催)において人文社会科学研究科研究生の章立さん(情報経済論研究室)が発表したテーマ「シェアリングエコノミーを活用した地方の公共交通課題の解決とその課題 ― 京丹後市の事例調査を通じて ― 」が研究発表優秀賞を受賞しました。

 章立さんの発表内容は、個人等が保有する共有可能な資産や能力をインターネット上のマッチングプラットフォームを介して他の個人等も利用可能とするシェアリングエコノミー(共有経済)は省資源・人口減社会におけるビジネスモデルとして注目されている中で、公共交通の維持が困難となり「地域の足の確保」が課題となっている中山間地域でシェアリングエコノミーの導入に取り組んでいる事例調査を通じて公共交通維持の可能性と課題を分析したものです。情報通信技術の活用による地域課題の解決というテーマに対して、先行研究のサーベイを基にした事例調査によってその可能性と同時に課題についても明示したことが高く評価されました。

 なお、表彰式は次年度開催される社会情報学会(2021年9月予定)において行われる予定です。

 

2020年度社会情報学会ニュースレターNo3[PDF:242KB] 

 

 

 

   

 

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