公開日 2025年06月23日
小泉八雲の怪談から着想を得て、物語を和菓子で表現した特製生菓子「十六桜」が、松江市の和菓子老舗・三英堂と島大和菓子プロジェクトに所属する学生の共同開発により誕生しました。薄紅色が浮かぶ白い練り切りに、押し型で桜の花を形付けることで真冬の雪の中で息づく桜を表現した生菓子は、「十六桜」という物語と和菓子の美しい融合となっています。
今回、完成を記念して松江市長を表敬訪問し、開発に至るまでの経緯や和菓子に込めた想いを学生たちが報告しました。市長には実際に「十六桜」をご試食いただき、「十六桜」の美しい見た目や上品な甘さ、繊細な味わいを高く評価していただきました。
本商品は季節外れの時期に咲く「十六桜」の伝説にちなみ、毎月16日に三英堂の各店舗と喫茶きはる(松江歴史館)で限定販売しています。
また、商品には怪談「十六桜」の内容を記した特製しおりも同封しております。「十六桜」の世界に想いを馳せながら、月に一度の特別な味わいをぜひご堪能ください。
(島大和菓子プロジェクト 法文学部3年 小林綾菜)
■販売場所
三英堂各店舗 松江歴史館喫茶きはる(松江市殿町279)




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