公開日 2026年04月14日
お知らせ種別:【研究】

本学部の岩本崇准教授が、「古墳時代青銅鏡を軸とする古墳編年の構築と地域史に関する研究」に関する卓越した業績により、「島根大学研究表彰(学術)」を受賞しました。
岩本准教授は、青銅鏡の精緻な実物観察と詳細な資料化に三次元デジタルデータ解析などを組み合わせる独自の手法により、鏡の断面形態と文様との相関関係を解明し、新たな類別と編年を構築しました。さらに、ほかの副葬品や埴輪・土器の編年との比較を通じて前期古墳の編年を完成させ、倭王権と地域社会の関係を歴史的に描き出しています。これらの成果により、2022年に日本考古学協会賞大賞(第12回)、さらに2025年には濱田青陵賞(第37回)を受賞しました。両賞はいずれも我が国の考古学界を代表する権威ある表彰であり、岩本准教授の研究が全国的に高く評価されていることを示すものです。
これらの独創的成果に加え、古墳時代中期以降や戦争遺跡研究、学部重点事業の主導、社会への積極的な発信も理由となり、表彰式では長年の研究の積み重ねが称えられました。