『こどもの貧困と居場所を考える』と題したシンポジウムと映画上映会(『さとにきたらええやん』)を開催いたします。

公開日 2016年09月15日

 この度、島根大学におきまして『こどもの貧困と居場所を考える』と題したシンポジウムと映画上映会(『さとにきたらええやん』)を開催いたします。現在、日本ではこどもの6人に1人が貧困だと言われています。もちろん島根県も例外ではなく、その実情の把握と対策は早急に解決すべき問題として立ち現れています。本イベントでは、第一部として、大阪・釜ヶ崎を舞台にしたドキュメンタリー映画『さとにきたらええやん』の上映会を行います。第二部では、重江良樹監督のアフタートークを行い、映画撮影までの経緯や裏話なども伺います。そして第三部のシンポジウムでは、島根県内でこどもの貧困対策で活躍されている方々をお招きし、その活動の実践を報告していただきます。貧困はただ単にお金がないことだけを意味しているのではありません。人と人のつながりが希薄になり、教育や就労の機会が奪われているという現実があります。いま私たちに求められているのは、いかに地域社会がこの問題に真摯に取り組み、こどもたちの居場所を構築していくかです。地域からこどもの貧困問題を問いなおし、こどもたちの未来をともに考える機会としたいと思います。どなたさまもお気軽にご参加ください。

kodomo.jpg 

開催案内ページURL

http://albatross.soc.shimane-u.ac.jp/src/ivent/kouen/fukushi_2016.html 

「さとにきたらええやん」映画チラシ

satoeeyann.pdf(0.98MBytes) 

 

お問い合わせ

法文学部