就職活動支援企画 就職ガイダンス「求人票の見方・企業の探し方」を開催しました

2018年12月7日

 本日は「就職情報(求人票)の見方、企業の探し方・選び方を学ぶ」という題目で、島根労働局職業安定課の菖蒲宏さんに講義をしていただきました。
 まず、しばしばいわれる「ブラック企業」「ブラック求人」を避け、働きやすい職業環境を探すことの意義、その方法について学びました。企業が法律を曲解し、労働者がルールを熟知していないと、労働者に大きな負担が強いられることになります。それは単に労働者が搾取され、企業が儲かるということではありません。企業がブラックであることは、結果的に企業それ自体の評価を下げることになり、企業にも損害があるのです。したがって社会がブラック企業やブラック求人のような職業環境を許すことは社会全体に大きな影響を与えることと言えます。このようなことから、現在では法律が整備され、ここ島根でも極端に問題のあることは無いようです。
 次に菖蒲さんは「どうすれば、働きやすい中小企業に巡り合うことができるか」ということを話されました。ブラック企業だからという理由で仕事を離職することは減ってきたとはいえ、仕事とのミスマッチからの離職は相変わらず多いようです。島根は特に高いのですが、その理由は離職しやすい福祉や医療といった職種の求人が多いことと、離職率の低い大企業がほとんどないことが原因で、島根の企業に魅力がないわけではない、とおっしゃっていました。
 ではどうすれば魅力的な中小企業と巡り合えるのでしょうか。そのために自分の適性を知り、職業を知ること、企業の職場を知ることが大事だとのことです。特に中小企業の職場を知ることは難しいので、求人票やホームページで得られる情報は重要です。仕事の内容はもちろん、企業が提示する離職率、男女比、残業時間、有給や産休、育休の取得率、平均勤続年数という様々な数値に注目することで、その職場の雰囲気が分かってきます。また、もし会うことができるのなら、年齢の近い人ではなく経営側に近い人に会うことが、その仕事や会社を知ることの近道となるとのことでした。言われてみれば当然ですが、学生は若い社員の方に親しみを感じるでしょうから、注意しておくと良いと思いました。
 こうして良い職場と巡り合えるなら、中小企業の職場環境は大企業のそれと比べて何ら見劣りするものではありません。ですが中小企業の場合、どうしても本音の情報が限られているので、居心地がよさそうな会社を見つけるためには、学生がしなければならないことは沢山あることに気付かされた良い講義でした。

文責:法文学部就職委員 伊集院敬行

  

 

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