「キャリアプランニング」第5回を開催しました

公開日 2021年08月04日

 

 法文学部2年生向け専門科目「キャリアプランニング」第5回をオンデマンド方式で開催しました。
 今回は、「様々な職業を知る I 」と題して各業界で活躍している法文学部卒業生の方をゲストにお招きし、学生時代の思い出や、今の職業を志した動機、仕事内容とやりがいなどについてお話しいただきました。

 島根県農林水産部農業経営課ご勤務の板井一馬さん(社会文化学科卒業)からは、勉学だけでなく、アルバイトやサークル活動も行い、大変、楽しく充実した学生生活を送りながら、山陰の地元で様々な仕事をしたいということから、就職先に島根県庁を選んだことを話していただきました。そうした充実した大学での経験が、県庁で地域振興などの仕事にも活かされていることや、人事交流で行った飯南町地域振興課での仕事もやりがいがあったということ、地方において地方創生・地域振興には若い力こそが必要であることなど、ご講義いただきました。

 米子東高等学校教諭の小笠原雅史さん(言語文化学科卒業)からは、高校の教員になるまで企業の就職活動も行なったりしたこと、教育実習が楽しかったことなど、教員になるまでの経緯を詳しく話していただきました。現在の高校での仕事については、授業担当以外にも部活動、SHH(スーパーサイエンスハイスクール)などを含めていろいろな業務があること、教育の現場で好きな歴史や文学について触れることができる楽しさについても、ご講義いただきました。

 社会保険労務士の糸原るいさん(法経学科卒業)からは、大学時代、新聞記者になりたいと思って活動していたが、うまくいかない中で、地域に貢献しようと思って地域おこしに関わる仕事を行いながら社会保険労務士になったこと、大学卒業後いろいろな経験をしたことが役に立っていることなどを話していただきました。その上で、社会保険労務士の仕事のやりがいや労働基準法の基礎についても、ご講義いただきました。

 受講生にとっては、近しい先輩のお話をうかがうことによって、自身の将来像をより具体的にイメージすることができた講義となりました。 

 

【学生の感想】

・今まで私は自身のキャリアについて地方に限定して考えていましたが、一度都市部に出てそこから地方に戻ることも選択肢の1つとして考えられると思いました。

・県庁で実際どういった仕事があるのかを知らなかったので、知れてよかったです。それぞれの仕事のやりがいも知れて興味を持つきっかけになりました。

・様々な仕事に携わってきている方のお話が聞けてとても勉強になりました。地域振興に関する仕事は多くの種類があることや地方の人口減少を防ぐためのiuターンについてなどのお話が興味深かったです。

 

 

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