佐々木愛教授が 第31回蘆北賞(財団法人橋本循記念会)を受賞しました

公開日 2022年01月13日

 このたび、社会文化学科の佐々木愛教授(歴史と考古コース・東洋史研究室)が、財団法人橋本循記念会より第31回蘆北賞を授与されました。
 蘆北賞は、中国文学/中国史/中国思想・芸術の三分野の優れた研究業績に対して授与される賞です。受賞対象論考は「「父子同気」概念の成立時期について -「中国家族法の原理」再考」(『東洋史研究』79-1、2020年)。本論文は長く学界の定説となってきた「中国家族法の原理」という学説に対し、思想史研究の立場から検証・批判を行ったもので、「法制史のみならず、思想・哲学、またはジェンダー史の視点からも学界に一石を投じる重要な成果である」と高く評価されました。
 授与式は、2021年11月25日(木)からすま京都ホテルにて行われました。 

 ■財団法人橋本循記念会
  中国文学研究の泰斗・故橋本循(立命館大学名誉教授)の妻橋本ゑんが、東アジアの学術文化研究の
 発展を願う故人の遺志を受け継ぎ、平成元年(1989年)に設立した財団法人。
  東アジアの留学生に対する奨学金支給や中国文化の調査・研究に対する助成事業等を行っている。  

   
前列左から4番目が佐々木教授

 

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