公開日 2016年08月05日
前回,大教室を話題にして,「定員1000人超の教室があったら教えて下さい」
と書きましたら,仕事関連にいただいたメールで,同志社大学の京田辺キャンパ
スに定員1090名の教室がありますと教えていただきました。同志社大学のホーム
ページにお邪魔をして資料を探しましたら,確かに京田辺校地(キャンパスでは
なく校地でした)の知真館2号館201教室が講義定員1090名となっていました(島
根大学で一番大きな大学ホールの約3倍です)。関西に行く機会がありました
ら,時間を作って是非見学したいと思います。お教えいただいたM様ありがとう
ございました。
それにしても,このような大きな教室での授業を担当すると,試験やレポート
の採点も大変でしょうね。先月も書きましたように,私は大学ホールの授業を1
回だけ担当しています。1回だけなので,評価はレポートにしています。今年度
その授業の登録者は270名余りでしたが,私の回に出席してレポートを提出した
のは約200名でした。それでも全てのレポートを学生番号順に整理して,評価・
採点をするのに1日半要しました。前任校では教養担当だったので学期あたりの
受講者が約700人あり,試験の採点に1週間かかっていたのを思い出しました。
こんなことを話題にしている今は期末試験の期間です。かつて(今から20年く
らい前まで),日本の大学では気候風土を考慮して,暑い盛りの7・8月を夏休
みにしていました。前期の授業は6月末でいったん打ち切り,少し涼しくなる9
月に再開して後半に期末試験という日程でした。でも今世紀の初め頃,7月後半
まで授業を続け,その後試験という今のスタイルに変わりました。当時は全ての
教室にエアコン設備が整っていたわけでもなく,学生さんは汗だくになって試験
を受けるので,答案用紙も水を含んでヨレヨレ。採点に苦労しましたが,それも
昔の思い出になりつつあります。
来週はオープンキャンパスです。法文学部は8月8日(月)に開催します。ささ
やかですが,お土産も用意しています。一人でも多くの皆さんのご参加をお待ち
しています。でも,暑い盛りですので,行き帰りの暑さ対策・日焼け対策も忘れ
ないようにして下さい。