清原 和之

清原 和之(キヨハラ カズユキ) KIYOHARA Kazuyuki

  • 准教授
  • 社会文化学科 
  • 大学院 言語・社会文化専攻 

主な研究テーマ

  •  アーカイブズ学理論研究、資料管理と公共性に関する研究
  •  イギリス近代史、民衆宗教とメディアの社会・文化史

担当講義

歴史学史料演習F、西洋史演習Ⅰ・Ⅱ、アーカイブズ学理論特殊講義Ⅰ・Ⅱ、アーカイブズ管理論特殊講義Ⅰ・Ⅱ、アーカイブズ学特別演習A・B、ほか

 

受験生へのメッセージ

 「アーカイブズ」という言葉を知っていますか?
 私たちは、日々、学校に行ったり、買い物をしたり、病院に行ったりといった様々な活動を行いながら社会生活を送っています。その生活の営みのなかでは、様々な記録が用いられています(どのような記録がやり取りされているか、みなさんの日常を振り返ってみてください)。また、毎日の出来事を記録するために日記をつけたり、家計簿をつけたり、旅行に行ったりした特別な日などには、その時の思い出のために写真を撮ったりすることもあるでしょう。最近は日記の代わりに、SNSを使って日々の出来事を発信・共有している人も多いかもしれませんね。
 そうした記録は個人にとっても大切なものですが、組織にとっても仕事をするうえで必要不可欠なものです。これらの記録は社会のなかで証拠として保持され、あるいは、過去の行為や出来事の痕跡として遺され、その行為や活動が事実であることを証明したり、新たな物事を創造するための資源として活用されることもあります。そのような社会的な行為や活動の一連の過程のなかで生み出される記録の集積が、アーカイブズと呼ばれるものです。
 社会のなかには国や自治体、企業、コミュニティ、家族など、様々な組織や団体が存在し、社会的な活動を行うなかで、記録を生み出し、管理し、アーカイブズを保持しています。そして、様々な人や組織が社会のなかで記録を遺していく営みが、その人や組織自体の活動を正当化したり、現在、そして、将来の人びとが、関心を持つ出来事を調べたりするための資源となるのです。
 みなさんの日々の生活や、将来、仕事をするうえでも欠かせない、アーカイブズの持つ意味やその管理と共有、保存や利活用のあり方について、一緒に考えてみませんか?

 
 

自己紹介

 島根にきてまだ間もないですが、松江の曇りがちな天気はイギリスにとてもよく似ているように感じます。雲が切れて日が差したと思ったら、突然雨がぱらぱらと降り出すときなど、本当にそうです。
 これまで、福岡と東京に住んだことがありますが、新しい土地に来るといつも、五感が刺激されて、何気ない日常の一コマでも新鮮に感じられます。
 山陰の暮らしのいろいろな側面に触れながら、地域社会の過去と現在、そして、将来について、人びとと記録・アーカイブズとの関わりを通して、考えていきたいと思っています。

 

連絡先

E-mail:k.kiyohara@soc.shimane-u.ac.jp
詳細な研究者情報は島根大学教員情報検索システムのページへ