前田 しほ

前田 しほ(マエダ シホ) MAEDA Shiho

  • 准教授
  • 言語文化学科 哲学・芸術・文化交流研究室
  • 大学院 言語・社会文化専攻 言語文化コース

主な研究テーマ

 ソヴィエト時代を中心とする20世紀ロシア文学の研究から出発して、近代空間におけるテキストとナショナリティの関係性に興味を持ち、記念碑や都市空間、プロパガンダのポスターや絵画、戦争映画・文学など対象も広がりました。現在は研究仲間を募って、旧ソ連のみならず、旧・現社会主義圏の文化についての共同研究に力を入れています。

担当講義

文化交流論講義III、文化交流論基礎演習II、文化交流論応用演習III

 

受験生へのメッセージ

 島根県が面する日本海周辺の地域は、未だ冷戦構造が残る政治的にデリケートな地域です。ところが、従来の北東アジアをめぐる研究は、資本主義圏側からの、いわゆる「西側」からの観点に立脚しがちでした。また内外に仮想敵を作って、攻撃し、共同体内部の統合を強めようという動きもとても気になります。しかし、私たちが生きる世界の平和と生活を維持することに本当に必要なのは、一方的に敵視するのではなく、他者に敬意を払った上で、異文化を理解しようとする努力ではないでしょうか。海外のいろんな国の状況を知ることによって、隣人を相対化し、我々自身の社会を見つめなおす、そして他者を敵視するのではなく、共生する術を考える力を身に付ける、そのようなバランスのとれた国際感覚を身に付ける場を大学の中に見つけてほしいと願っています。

 
 

自己紹介

  世界には思いがけない出会いや発見がたくさんあります。なんだこれ?という素朴な疑問を大事にすることを信条としています。文学研究者のはずだったのに、気が付いたら、世界中の記念碑をめぐって旅するフィールドワーカーになっていました。反動なのか、休日の趣味は自宅にこもって料理とお昼寝です。

 

連絡先

詳細な研究者情報は島根大学教員情報検索システムのページへ