宮澤 文雄

宮澤 文雄(ミヤザワ フミオ) MIYAZAWA Fumio

  • 講師
  • 言語文化学科 英米言語文化研究室
  • 大学院 社会創成専攻 人文社会コース

主な研究テーマ

 専門は、世紀転換期のアメリカ文学です。とくに最近は、英語文学の知見と地域性を活かし、小泉八雲の研究に取り組んでいます。ほかにも、万国博覧会と文学の関係、震災後の文学の役割にも関心があります。

担当講義

 英米文学概論、アメリカ文学講義、アメリカ文学基礎演習、アメリカ文学応用演習、日米文化比較講義、日米文化比較応用演習、酒、死と人間など

 

受験生へのメッセージ

 「雪おんな」「耳なし芳一のはなし」といった『怪談』の作者で知られる小泉八雲が、帰化する前は「ラフカディオ・ハーン」という名だったことはご存知でしょうか?あるいは、ハーンは島根県松江市で暮らしていたことはどうでしょう?あるいは、ギリシア、アイルランド、フランス、イギリス、アメリカ、マルティニーク、日本(横浜、松江、熊本、神戸、東京)と地球規模の移動をしながら創作してきたことは?きっとまだまだ知らないことのほうが多いと思います。島根大学に来たら、そんな小泉八雲について深く学ぶことができます。

 
 

自己紹介

 授業では、八雲ゆかりの地を紹介しながら、学生たちと一緒に作品を読んでいます。ほかにも、市民交流型の「島根大学ラフカディオ・ハーン研究会」を開催し、小泉八雲をテーマに学生たちが様々な文化活動に取り組んでいます。身近な風景をかけがえのない風景として読み直したり、自分たちのアイデアを形にして発信したりするのは、やりがいがあり、とても楽しいですよ。

 

連絡先

miyazawa@soc.shimane-u.ac.jp
詳細な研究者情報は島根大学教員情報検索システムのページへ