ピアサポート ~先輩学生による新入生のための履修指導~

法文学部 ピアサポート(先輩学生による履修指導)プログラム

 法文学部では、新入生の大学生活へのスムーズな移行を支援するために、先輩諸氏によるピアサポート(先輩学生による履修指導)プログラムを実施しています。

 これはクラスみんながほぼ同じ時間割で授業を受ける高校までとは異なり、大学ではそれぞれが所属する学科・コースによって、そして各自の問題関心によって一人ひとり違う時間割になります。そのため各自が4年間の履修方法をまず理解しておかないと、気がついたら卒業が難しくなっていたなどということも考えられます。こうした事態を避けるために、先輩たちからそれぞれが所属する学科やコースの履修上の特徴や注意点を学び、目標を持って大学生活に移行できるよう支援するのがピアサポートプログラムです。

  さらに、大学では将来の進路に関係する資格取得(教員資格、学芸員資格など)や公務員講座など、プラスαの活動も行われています。こうした活動と学業とを両立させるためにも先輩たちからの情報はとても役に立つのです。

 先輩たちが蓄積したノウハウや最新情報を後輩たちにしっかり伝えていくこともピアサポートプログラムの大きな意義です。学生たち自身が学びあい、高めあっていくところも法文学部のよき伝統です。

法経学科

 3年生になる段階で法律系のゼミナールか経済系のゼミナールかに分かれます。また、公務員希望者が多いのも法経学科の特徴です。正規の講義と公務員講座などとの両立をどう図るか、先輩たちの経験は貴重なアドバイスとなります。

法経学科の様子

社会文化学科

 1年生の後期(10月)から2つのコース(現代社会コース、歴史と考古コース)に分かれます。コースに分かれた後は同じ学科内でも講義内容が大きく異なりますので、志望コースの特徴をしっかりつかんでおくことが重要です。

社会文化学科の様子

言語文化学科

 2年生から6つの研究室(日本言語文化/中国言語文化/英米言語文化/ドイツ言語文化/フランス言語文化/哲学・芸術・文化交流)のいずれかに所属します。それぞれの研究室では独自の専門科目などが開講されており、どの研究室の授業でも自分の興味に合わせて自由に受講できます。自分が関心のある研究領域ではどんな授業が開講されているのか、しっかり情報を集めておきましょう。

言語文化学科の様子